王禅寺ふるさと公園の適正管理を

タウンニュース連載 51 平成29年5月12日号

 川崎市内に総合公園は4カ所、富士見公園、等々力緑地、生田緑地、王禅ふるさと公園があります。市のホームページで「総合公園」と検索すると真っ先に表示されるのが「王禅寺ふるさと公園」です。そこには「市制60周年を記念し、多摩丘陵の豊かな自然を生かし、水と緑をテーマとして作られた公園で、多目的広場、芝生広場、遠見の広場、多摩川をイメージした流れ、自然林を生かした散策道、富士山を眺望できる展望広場等があり、多くの人に利用されています」とあります。ところが他の3公園には維持管理費として毎年億単位で計上されるなか、ふるさと公園には昨年度は670万円、今年度は若干値上がりしたものの790万円しか計上されていません。そのことが、様々な影響を及ぼしていると私は指摘しています。

行き届いていない池の衛生管理
 例えば公園正面に配置されている大きな池です。ここは、予算の都合上、年に一度しか清掃ができず、さらに数年前から濾過機やポンプなど機械設備が故障して放置されてきたため、ヘドロや泡が浮き、夏場には臭うなど管理不行き届きの象徴といえる場所のひとつとなっています。ここに関しては約3年前から機械設備の改修と、年間2回の清掃を要望してきましたが予算がつかず、一向に実現されませんでした。それらのことを踏まえ3月に開会された定例会で質したところ、建設緑政局長から、「平成26年6月頃からポンプが機能していない状態であったことを把握しており、今後は改善に向けて検討する」という答弁がありました。先日、公園を視察したところ、ポンプのみ部分改修され、水が動き出したことを確認しました。

不十分な対策
 問題はそれだけではありません。園内には、この池に繋がる形状で、小さな川が整備されています。先日公園を訪ねた日も多くの家族連れがこの小川で小さな子どもたちを遊ばせていました。その川の小脇にA4サイズの小さな看板が2カ所設置され、じっくり見なければ気づかないような字で「この流れの水は池の水を循環して利用していることから水遊びには適しておりません。ご注意ください」と書いてあります。居合わせた方全員に尋ねたところ、誰一人として気づいている人はいませんでした。この状況について担当者は「もともと親水施設ではなく、修景施設として整備したため、水質管理は想定していない」というため、議会では、たとえ市としては、親水施設ではないという位置づけだとしても、子どもでも容易に侵入できる構造で水を流す以上、水質管理を行うことは管理者である市の責務であることを指摘し、強く改善を求めました。この件に関し、市長にもご答弁頂きましたが「適正に管理している」ということだったので、水質の改善・管理や、公園の広さに適した予算措置、人員配置などを厳しく注視し改善を求め続けて参ります。
 池の在り方も含め、王禅寺ふるさと公園に関する皆さまのご意見をぜひお聞かせください。

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