みんなで覚えよう!川崎市歌

連載 59

 「川崎市歌をご存知ですか?」と尋ねると「ゴミ収集車から流れる曲でしょ」と答える方が大半ですが、あの曲は王禅寺ふるさと公園と同じく市制60周年を記念して作られた「好きです かわさき愛の街」という曲です。
川崎フロンターレの試合前にサポーターが合唱するのでご存知の方も多いかもしれません。
 川崎市歌は昭和9年、市政10周年を記念して作られました。当時の川崎は、京浜工業地帯の中核として発展している最中で「響き渡るサイレン」のようにそのことを色濃く反映した歌詞もありましたが、末永くみなさんに歌い継がれることを願い、現状に合わない部分を一部改訂し、現在の市歌に生まれ変わりました。
 そんな歴史ある歌ですが、麻生区で生まれ育った私が初めて聞いたのは、議員になって出席した成人の集いでした。「国家に続き市歌を斉唱します」とのアナウンスが流れてきた曲を聴いた時の衝撃と新成人たちのざわめきが、私の「市歌をもっと市民に広めなければ」との思いに繋がっています。
 そこで平成27年の議会で、子どもたちが市歌に親しむため、学校で歌唱指導を含めた活用を教育委員会に対し求めたところ、小学校で早速取り組みが始まりました。以後、28年4月には南武線川崎駅で、川崎商業高校(現・幸高校)の学生が制作した市歌をアレンジした発車メロディが採用、昨年9月からは本庁舎の始業時と昼休みの前後に音源が流れています。さらに中原区の新城小学校では、今年1月から「市歌に慣れ親しむことで地域への愛着を深めたい」という児童の発案で、学校のチャイムで市歌を流しているということです。また、今年発表された「かわさき川柳」では「川崎の 市歌を知って 町を知る」「駅メロで 川崎市歌を 知る市民」など市歌をテーマにした作品も多くよまれています。
 そうした報告を聞くと市歌に対する意識が高まっているように感じられますが、多くの市民には未だに市歌の存在そのものが伝わっていない現状があります。そこで先月開催された議会で、6年後の市政100周年までに市民のみなさんが市歌を歌えるよう、区役所をはじめ公共施設で川崎市歌を流すことを求めたところ、「可能な施設から順次放送する」という答弁をいただきましたので、いずれ耳にする機会ができると思います。歌は市のHP(ホームページ)でも聴くことができますので、一度聴いてみてください。

川崎市歌
https://youtu.be/OEVAyxMwaH0

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